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ワイ*カタリマス つばきファクトリー『ハナモヨウ』を分析・考察してみた。

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7月26日に、つばきファクトリーの2ndシングルが発売されました!

今回はそのなかから『ハナモヨウ』について語りたいと思います。

 

本日の動画です。

 

 

想いの起伏

 

この気持ちをを伝えようか伝えまいか。

想いがゆれるさまを花占いにたとえた歌ですね。

悩むほどに抑えきれなくなる想いと、ちぎるごとに一枚づつ結果にちかづいていく高揚感がリンクしてます。

 

そんな感情の行き来がメロディや歌詞、映像に盛り込まれています。

 

まず、コード進行が

Aメロ → マイナー
Bメロ → メジャー
サビ → マイナー

非常にいそがしい。

女の子の恋心というのはこういうものなんですかね。

 

映像では、つぎつぎと切り替わりる暖色と寒色のシーンが印象的。

暖色のシーンでは微妙にぼかしがかかってて、柔らかさも感じますね。

対比によって寒色の映像にはシャープさが引きたってますし、それぞれ表情も使い分けてます。

 

また、モノクロ映像で花だけに色がついたシーンがありますね。

一部のみをカラーにすることで、そこを中心とした構図にみせることができます。

つまり、これまでは「葛藤する少女」が主人公だったところ、ココでは「運命を委ねられた花」に意識がうつるわけです

想いを”伝える”か”伝えない”、それに加えて”花まかせ”という3つ目の選択肢が登場。

恋心の複雑さをあらわしているようですね。

 

 

歌詞で気になったのはこの部分です。

落ちる花びら 世界ごとスローモーション

重力には逆らえず、花びらが落ちていくという不可逆性。

相手に気持ちをつたえるのは怖いけど、つたえたいという想いが徐々におおきくなっていくさまが表されてます。

そこに重なるサビの疾走感によって、これまた複雑さを生んでますね。

 

メロディ、映像、歌詞。

3つの要素がそれぞれで感情を揺さぶってきます。




秘めたるもの

 

椎間板ヘルニアにより、ダンスショットへは参加できなかった浅倉樹々ちゃん。

デビュー1年目で早くもピンチ!つばきファクトリー 浅倉樹々 椎間板ヘルニアにより活動休止
つばきファクトリーの浅倉樹々ちゃんが、椎間板ヘルニアを患ったとの発表がありました。 これにより、しばらくのあいだ活動を休止するということで話題になっています。

 

しかしさすがはエース、しっかりと目立ちどころはキープ。

これが事故だったとはおもわせない存在感を放っています。

 

ダンスメンの8人だけでも充分つよいのがまたイイ。

この浅倉樹々ちゃんからは、立海大の幸村みたいな雰囲気を感じます。

 

たてまえと本音を表してるようにもみえますね。

リリースイベントは浅倉樹々ちゃん以外の8人でおこなっていましたが、知らない人がみれば8人グループなわけです。

まだ切り札があるんだよと。

このウズウズする感じは、まさに想いをうち明けたいもどかしさのようです。




バッドエンド?

 

この曲では明確にその後をあらわすシーンはありません。

しかし、個人的にはバットエンドにつながるんじゃないかと。

そのように考えられる要素を紹介します。

 

まずは「ラブ*クライシス」、「ラブ*カタルシス」の部分。

言葉の選び方やサビ終わりという点を考慮すると、つよい意志が込められてるんじゃないでしょうか。

クライシス:危機
カタルシス:想いを打ち明けることで浄化される

ダメ元で伝えるという印象をうけますね。

(”樹々”と”危機”をかけているというのは、状況的にも割りとガチであると思います。)

 

加えて、ミュージックビデオで使われている”*”は花びら6枚。

花占いでいくと、

スキ、キライ、スキ、キライ、スキ、”キライ”

やはり悪い結果を示唆しているようにみえます。

 

また、色鮮やかなシーンのぼかし方がつよい点も気になります。

どうも、いい夢をみていたというような”過去”を感じさせませんか。

 

対するダンスシーンは”負”の場面であるはずなのに、ふしぎと心がスッキリするんですよ。

花による色鮮やかさが消えた → 恋が終わった?

悪い結果だとしても、気持ちをつたえたあとの開放感からくる心地よさ。

失恋で泣きながらむかえた新しい朝をみせつけるような、ガラス張りの天井も印象的ですね。

 

浅倉樹々ちゃんの涙は、きっとそういうことだったんだろうと思います。

 


 

皆様の意見、間違った内容の指摘などがあればコメントください。

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