5月21日に大阪・NHK大阪ホールで行われた『Juice=Juice LIVE AROUND 2017 ~NEXT ONE SPECIAL~』の夜公演に行ってきました!
わたしがJuice=Juiceの単独コンサートに参加するのは、2015年の「Juice=Juice LIVE MISSION 220 ~Special Code~」ぶり。
2年も経てばそりゃかなりの違いがありますわ、ということでレポしていきます。
本日の動画です。
セトリ
5月21日 大阪・NHK大阪公演
ーOP
01. 地団駄ダンス
02. KEEP ON 上昇志向!
03. この世界は捨てたもんじゃない
ーMC1
04. 銀色のテレパシー
05. 背伸び
06. 裸の裸の裸のKISS
07. 五月雨美女がさ乱れる
ー ダンス映像
08. Feel!感じるよ
09. 如雨露
10. アレコレしたい!
11. ロマンスの途中
12. 愛のダイビング
13. 生まれたてのBaby Love
ーMC
14. 愛・愛・傘
15. CHOICE&CHANCE
16. GIRLS BE AMBITIOUS
17. 伊達じゃないよ うちの人生は
18. 私が言う前に抱きしめなきゃね
19. Goal〜明日はあっちだよ〜
ーアンコール
20. 選ばれし私達
ーMC
21. Magic of Love
自由度の高さ
2年前は、とにかく完成度がスゴい!という感想でした。
平均スキルの高さや、グループとしてのムダのなさが、他にみられない存在感を放ってましたね。
そこに加えて現在は、パフォーマンスに堅苦しさがありません。
そもそもの構成から、ほかのグループとは異なる感じがします。
すみからすみまでメンバーの行動が決められているのではなく、それなりに自由が与えられているんじゃないかと。
そのように感じた曲を紹介します。
07. 五月雨美女がさ乱れる
曲の最後にフリーダンスの映像があります。
乱れる美女を表現したようなセクシーダンスを、1 vs 1のバトル形式で披露。
いままでは自由におどるということがあまりなかったらしい。
この経験によって、パフォーマンスに自由度が増したとメンバーたちも言ってました。
やはり自分でも実感してるんですね。
とくに植村あかりちゃんは、美しいビジュアルに相応なダンスを身につけてきたなと。
自分の魅せ方をかなり研究しているように見えます。
13. 生まれたてのBaby Love
客席横まで、ステージをかなり広く使うパフォーマンス。
右を見るファン、左を見るファン、もうゴタゴタです。
そんな、ただでさえ伸びやかな雰囲気のなかで、高木紗友希ちゃんのくずし歌唱が光ります。
これぞエンターテイナーですわ。
正解のないステージだからこそ高みを目指している、そんな歌唱でした。
毎公演、自分との戦いなんでしょうね。
満足にパフォーマンスができたといわんばかりの歌い終わりは、本当に幸せそうな表情。
そんなすがたを見て、どこからか一言・・・
「生まれたてのベイビーやんけ」
そうにしか見えなくなるから止めていただきたいw
16. GIRLS BE AMBITIOUS
メンバー1人づつ歌うということで、いずれアドリブが見どころになるだろうなぁとは思っていた曲。
大阪公演では、髪の毛がビチャビチャになった宮本佳林ちゃんによる「宮本スプリンクラー」が披露されました。
頭をブンブン振る宮本佳林ちゃんに、ヲタク大興奮。
勢いづいた宮本佳林ちゃん、2番もアドリブ満載!
・・・ですが、何言ってるか全然わかりませんでしたwww
あのノリなら、「女子かしまし物語」ぐらいのテロップ演出は必要かもしれませんねぇ。
まぁ楽しそうだったんでみんな幸せです。
MC
大阪公演ということで、植村あかりちゃん凱旋。
トークでも、なにかと植村あかりちゃんの頑張るシーンが多く、苦労が伝わってきましたよ。
正直、もう天然キャラではないのかなぁというぐらい、頑張ってお話ししてました。
これはグループ全体に言えることですが、とにかくテキトーですねw
なんの準備もなくダラダラ喋っちゃうような。
歌唱パフォーマンスの素晴らしさを考えると、MCはなかなか鍛える機会もなく、仕方がないような気もします。
それは事務所もわかってることなのか、トークの回数は最小限におさえられてますね。
あくまでスキルで売ってますよ!ということなんでしょう。
そんな中でも、宮本佳林ちゃんにはブレない安定感があるので、やむをえない時はココに期待します!
その他セトリ
02. KEEP ON 上昇志向!
演出やり過ぎでどえらいことになってますw
ステージ頭上にミラーボールが出現したと思ったら、中央スクリーンにもミラーボールの映像が。
さらには、サイドスクリーンにも敷き詰めるように大量のミラーボール。
どんだけやるねんと。
本来、演出はステージを引き立てるためにあるものだと思います。
ここでは完全にメンバー達とぶつかり合ってましたからねw
ただ、そのさまが眩しいといいますか、コンサート序盤なのでコレもありかと。
高いスキルがあれば、これだけ幅の効いたことができるのかと驚くパフォーマンスでした。
03. この世界は捨てたもんじゃない
はじめて現場で聴きました、ホントいい曲や・・・。
なんといっても歌いだしの勢いですよね、歌唱力という点ではまちがいなく現時点での全力。
つかみからバッチリです。
宮崎由加ちゃんもかなり歌が上手くなってて、どんどんグループとしてのスキがなくなっていきます。
なんだかんだいっても、やはりJuice=Juiceは真っ向勝負がつよい。
『KEEP ON 上昇志向!』とは一転、控えめな演出でしたw
21. Magic of Love
宮本佳林ちゃんと高木紗友希ちゃんの共鳴、レベル高すぎ。
「昔より、バチり具合はマシになった」と聞きましたが、これでも十分迫力ありますよね。
1番終わりの宮本佳林ちゃんパートを聴きながら、それに応える高木紗友希ちゃんの姿を想像してました。
この2人が1つのグループにいる贅沢さに感動します。
そこに他のメンバーも、スゴいスピードで追いついてくるんですから。
なんちゅー恐ろしいグループや。
そして2番歌い終わりの高木紗友希ちゃんパート。
あぁやっぱり現役ってすごいんやなぁと。
実力診断テストの山﨑夢羽ちゃんもウマかったですが、もうココは上手い下手なんてものではない。
冷静に評価されている以上はまだまだで、心を動かしてこそのプロなのだと。
そういう力強さを感じましたね。
皆様の意見、間違った内容の指摘などがあればコメントください。
コメント
高木さゆきは「あたまがおかしい」というほかありません。僕はあえて、『いい意味で』なんて言い訳じみた修飾はつけないことにしました。
かならずしも連続性(意図をもったつながり)を感じないセトリの中で、高木のうなりがそれらをつなぎとめる串のような役割を果たしていたように思います。
金澤、宮本の主張できる個に対して、遅れをとりながらも自分の得意をしっかり確立し、ヲタクを待ち受ける宮崎や植村は、もはや歌割を飛ばされるだけの弱い女の子ではなくなっています。
曲ごとに、それら乱れ飛ぶ小さい個性を飲み込みながらうず高く舞い上がる高木さゆきの俯瞰したテンションは、先日見た、すべての不遇を力ずくでねじ伏せた段原瑠々にすら影を踏ませないほどの圧倒的な”プロの誇り”(経験値)を感じます。
Girls be ambitiousの佳林ちゃんが何を言っているかは永遠の謎にしておきましょう。(*^-^*)