現場レポ

5/5こぶつば合同コン【現場レポ】こぶしファクトリー&つばきファクトリー プレミアムライブ2018春 “KOBO” 大阪公演

現場レポ

5月5日にNHK大阪ホールで行われた『こぶしファクトリー&つばきファクトリー プレミアムライブ2018春 “KOBO”』に行ってきました。

東京公演でかなりの評判だったので、とりあえず見とくかと。

実際ウワサ通りの素晴らしいコンサートでした、レポしていきます。

 

動画は少々おまちくださいm(_ _)m

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セットリスト

 

5月5日大阪・夜公演

 OP
01. 超HAPPY SONG(Berryz工房×℃-ute)/ こぶしファクトリー&つばきファクトリー
02. 春恋歌 / つばきファクトリー
03. 明日テンキになあれ / こぶしファクトリー
 MC1 / 全員
04. うるわしのマグノリア / こぶしファクトリー
05. サンバ!つばきジャネイロ / つばきファクトリー
06. 押忍!こぶし魂 / こぶしファクトリー
07. 気高く咲き誇れ! / つばきファクトリー
08. 念には念(念入りVer.) / こぶしファクトリー
09. ファイティングポーズはダテじゃない!(Berryz工房)/ つばきファクトリー
 MC2 /  こぶしファクトリー&つばきファクトリー プレミアムバトル(叩いてかぶってジャンケンホイ)
10. 闇に抜け駆け / こぶしファクトリー
11. 就活センセーション / つばきファクトリー
12. ドスコイ!ケンキョにダイタン / こぶしファクトリー
13. ハナモヨウ / つばきファクトリー
14. ライバル(Berryz工房)/ こぶしファクトリー&つばきファクトリー
15. 遠慮はなしよ!(メロン記念日)/ こぶしファクトリー&つばきファクトリー
16. 僕らの世代!(ナイスガールトレイニー)/ 広瀬・井上・小片
17. おへその国からこんにちは(ハロプロ研修生)/ 野村・浜浦・和田・山岸・新沼・谷本・岸本・浅倉・小野・小野田・秋山
18. 君の友達(Berryz工房)/ 浜浦・和田・小片・新沼・浅倉
19. 愛~スイートルーム~(美勇伝)/ 広瀬・山岸・谷本
20. ね~え?(松浦亜弥)/ 井上・小野田
21. すっちゃかめっちゃか~(Berryz工房)/ 野村・岸本・小野・秋山
22. 初恋サンライズ / つばきファクトリー
23. これからだ! / こぶしファクトリー
24. ハッピークラッカー / つばきファクトリー BD:こぶしファクトリー
25. シャララ!やれるはずさ / こぶしファクトリー BD:つばきファクトリー
26. 一丁目ロック!(Berryz工房) / こぶしファクトリー&つばきファクトリー
 アンコール
 MC4 / 全員
27. ひょっこりひょうたん島 / こぶしファクトリー&つばきファクトリー
 MC5 / 全員
28. Big Dreams(℃-ute)/ こぶしファクトリー&つばき

 

このコンサート、タイトルが『こぶしファクトリー&つばきファクトリー プレミアムライブ2018春 “KOBO”』ですね。

「”KOBO”ってなんやねん」ということなんですが、2つの意味があるらしいです。

  • Berryz”工房”
  • こぶしとつばきの”攻防”

それぞれに注目しながら、セットリストごとに語っていきます。

 

こぶつばによるBerryz”工房”

 

コンサートタイトル1つめの意味が、Berryz工房の”KOBO”ということ。

2015年から無期限の活動休止をしているBerryz工房の魂を受け継ぐというコンセプトのもと生まれたこぶしファクトリーとつばきファクトリー。

互いにメジャーデビューを果たしたいまこそ手を取りあい、かつての魅力を再現しようという試みだったのでしょう。

まずはその点において気になった部分を紹介します。

 

01. 超HAPPY SONG(Berryz工房×℃-ute)/ こぶしファクトリー&つばきファクトリー

 

この曲は、2017年の夏ハローで披露してましたね。

▼関連記事現場レポ [Hello! Project 2017 SUMMER 〜 HELLO! MEETING 〜] 夏ハロコン大阪公演

歌割りもまったく同じでした。

℃-ute → こぶしファクトリー
Berryz工房 → つばきファクトリー

以前みたときは「逆やろ」なんてこと言ってましたが、今はしっくりきます。

こぶしファクトリーが精錬されたパフォーマンスを重視しはじめたので、℃-uteのイメージに近づいてきたんじゃないでしょうか。

以前にも増して、「こぶしファクトリー×つばきファクトリー」に「Berryz工房×℃-ute」の姿を重ねることが容易くなってましたね。

 

09. ファイティングポーズはダテじゃない!(Berryz工房)/ つばきファクトリー

 

ノリに乗ってるグループですし、賑やかさは十分にあります。

ただBerryz工房は、ふざけながらもしっかりとパフォーマンスをこなすスキルがありました。

とりあえず、つんく♂さん仕込みのリズム感がないのは致命的な曲ですよね。

そこが当面の目標になってくるんじゃないでしょうか。

 

21. すっちゃかめっちゃか~(Berryz工房)/ 野村・岸本・小野・秋山

 

シャッフルによる4人のパフォーマンス。

狙ってのことかわかりませんが、歌唱力とユーモアのバランスがかなりBerryz工房に近かったんじゃないでしょうか。

岸本ゆめのちゃんのラップはもちろんのこと、秋山眞緒ちゃんの個性的な声もしっかり生かされてます。

不思議とまとまりを感じる、無駄のない組み合わせでした。

 

26. 一丁目ロック!(Berryz工房) / こぶしファクトリー&つばきファクトリー

 

個人的には、こぶしファクトリーのイメージが強いこの曲。

しかしリーダー同士・サブリーダー同士でのパートがあり、いつもとは違ったイメージにみえました。

 

またBerryz工房らしさとしては、やはり2つのグループが合わさることでうまく再現できています。

キャラの立っているつばきファクトリーを、こぶしファクトリーの歌唱力で支える。

受け継がれる魂を感じられるとともに、そんなパフォーマンスを7・8人で作り上げていたBerryz工房の偉大さを再確認しますね。




一貫性と多様性の”攻防”

 

コンサートタイトル2つめの意味が、こぶしファクトリーとつばきファクトリーによる攻防の”KOBO”ということです。

ともにBerryz工房の魂を引き継ぐといっても、ハロー!プロジェクト内では切磋琢磨すべきライバル。

お互いの魅力を存分にぶつけ合うようなセットリストでした。

詳しく紹介しましょう。

 

04. うるわしのマグノリア / こぶしファクトリー

 

つばきファクトリーの『うるわしのカメリア』を、こぶしファクトリーがカバー。

歌詞の「カメリア」はすべて「マグノリア」になり、最後は「ルルル 散らぬ花こぶし」に変更されてました。

遊び心のあるイジりかたですが、そのままでも十分イメージは面白かったと思います。

こぶしファクトリーの声は打撃力があるので、つばきファクトリーとは違う”うるわしさ”がありましたね。

 

05. サンバ!つばきジャネイロ / つばきファクトリー

 

対するつばきファクトリーは、こぶしファクトリーの『サンバ!こぶしジャネイロ』をカバーします。

サンバの盛り上がりは本家に勝るほどでした。

現状5人のこぶしファクトリーが歌うよりも、当時の再現性としては高いかもしれません。

 

06. 押忍!こぶし魂 / こぶしファクトリー

 

『サンバ!つばきジャネイロ』につづくこの曲。

「過去のこぶし曲は、つばきファクトリーに渡してもいいんじゃね?」なんて感じてた矢先、そうはいかないと言わんばかりにメンバーたちが登場します。

その頼もしさたるや。

「やっぱこぶしファクトリーじゃないとアカンわ」と思い知らされ、かなり泣けましたねw

やはりワイは星部信者みたいです。

 

07. 気高く咲き誇れ! / つばきファクトリー

 

メジャーデビュー前の曲は、かなり久々に聴きました。

当時では予想もしていなかったほど、つばきファクトリーは様々な路線を開拓したと思います。

今回のコンサートを見てても一貫性を武器とするこぶしファクトリーに対して、つばきファクトリーは「多様性」で戦ってたんじゃないでしょうか。

 

24. ハッピークラッカー / つばきファクトリー BD:こぶしファクトリー

ぶっちゃけ先行公開の動画では、当たり障りがなさすぎて完璧にナシ派でした。

しかし生で見るとだいぶ印象が変わりますね。

ちょっとおちゃらけたような振り付けがあって、それが結構イイ味をだしてます。

そこ動画で見せといてや

 

また作詞・作曲がSHOCK EYEさんということで、お得意のラップ感あるパートが炸裂します。

もちろん担当は小片リサちゃんと岸本ゆめのちゃん。

そこからのたたみかけるようなサビ連発は、セットリストの終盤にピッタリでした。




その他セトリ

 

16. 僕らの世代!(ナイスガールトレイニー)/ 広瀬・井上・小片

 

こぶしファクトリーとつばきファクトリーは、メンバー全員がハロプロ研修生として活動していました。

中でも広瀬彩海ちゃん、井上玲音ちゃん、小片リサちゃんの3人はナイスガールトレイニーの経験もある特別な間柄。

そんな3人で披露したのが、ナイスガールトレイニー『僕らの世代!』です。

 

悲願のメジャーデビューを果たし、まさしく「これから自分たちの時代」だと。

いまは亡きU.M.E.D.Yラップも炸裂しており、これまでの思い出とこれからの希望であふれたパフォーマンスでした。

ナイスガールトレイニーのヲタクからしても、たまらない演出ですよね。

 

17. おへその国からこんにちは(ハロプロ研修生)/ 野村・浜浦・和田・山岸・新沼・谷本・岸本・浅倉・小野・小野田・秋山

 

ナイスガールトレイニーに所属していたメンバー以外で、ハロプロ研修生の曲を披露しました。

浜浦彩乃ちゃんの「へそんとこよろしく」は、いつになってもサビれませんねぇ。

最高です。

 

もちろん他のメンバーも研修生時代に数え切れないほど歌ってるはずなので、特に違和感はありません。

ただ改めて見てると、やはりつんく♂さんに見てもらっていたメンバーはひと味ちがうなぁと思います。

パフォーマンスの良し悪しというよりは、曲に対する表現の仕方がしっかり調教されてる気がしました。

 

20. ね~え?(松浦亜弥)/ 井上・小野田

 

ソロ曲を2人で披露するときって、なんであんなにバチバチするんでしょうか。

振りも1人用なので、メンバーをならべて比較してる感がスゴい。

しかもあやや曲といえば、小野田紗栞ちゃんの超得意ジャンル。

ココは流石に独壇場だと、かなりのしたり顔を見せてました。

 

しかし井上玲音ちゃんもかなり食らいついてたと思います。

あんなのとタイマン張ったら、普通はフルボッコですよ。

なんとかパフォーマンスを終え、最後の挨拶では「苦手なジャンルの曲でしたが頑張りました」と。

すこし恥じらいが見えたのは、小野田紗栞ちゃんにはない良さでしたね。

 

27. ひょっこりひょうたん島 / こぶしファクトリー&つばきファクトリー

 

アンコール明けのパフォーマンス。

「こぶしファクトリー&つばきファクトリー」として愛踊祭2018の公式サポーターに就任したということで、課題曲を披露しました。

『ひょっこりひょうたん島』といえばモーニング娘。のカバーもありましたが、あれほどポップでおちゃらけてはありませんでした。

「素材を見せること」を意識したカンジですかねぇ。

 

全体的に声が特徴的なメンバーの歌割りがおおかったですが、サビ前の「進め〜」で歌唱メンが爪痕を残していきます。

「進め〜」を歌ってたのは、井上玲音ちゃん、岸本ゆめのちゃん、広瀬彩海ちゃんの3人。

また間奏ではラップがあり、こぶしファクトリーに岸本ゆめのちゃんが加わるという面白いコラボが見れます。

井上玲音ちゃんはビートボックスということで、魅力がふんだんに詰め込まれてましたね。

 

28. Big Dreams(℃-ute)/ こぶしファクトリー&つばき

 

最後Berryz工房ちゃうんかい

と思いましたが、メンバーたちが泣いてたのでそんなこと言えません。

とくにこぶしファクトリーのメンバーはほとんど号泣でしたね。

 

「まだまだ私たちには叶えたい夢がある」ということで選曲したこの1曲。

コンサート全体として、ひとつの”到達点”みたいなものを感じてはいました。

しかし最後には前を向いて、ふたたび歩き出すという演出だったんでしょうね。

 

皆様の意見、間違った内容の指摘などがあればコメントください。

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