2021年9月12日にZeppNamba、19日にZeppTokyoで開催された『Hello!Project研修生発表会2021 9月~STARS~』に行ってきました。
ハロプロ研修生からの大量デビューや研修生ユニットへの昇格など、大きな動きが続いたハロプロ研修生。
東名阪すべての公演に参加してきましたので、レポしていきます。
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- Hello!Project研修生発表会2021 9月~STARS~
- セットリストごとのレポ
- 01. きみの登場 / 全員(吉田・川嶋以外)
- 02. ありがた迷惑物語 / 全員(吉田・川嶋以外)
- 03. Uraha=Lover / 松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山
- 04. 高輪ゲートウェイ駅ができる頃には / 窪田・西﨑・橋田・石山
- 05. 恋のUFOキャッチャー / 米村・石栗・中山・斉藤・広本・松原・村越・植村
- 06. Moonlight night 〜月夜の晩だよ〜 / 北原・小野田・平山
- MC2. 新人紹介コーナー / まこと(大阪のみアラケン)・橋田・吉田・川嶋
- 07. 「ひとりで生きられそう」って それってねぇ、褒めているの? / 吉田・川嶋
- 08. アニマルランド / 松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山(東京公演のみBD:吉田・川嶋)
- 09. ハンコウキ / 石栗・松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山
- 10. ミステイク / 米村・石栗・中山・窪田・斉藤・広本・西﨑・北原
- 11. 微炭酸 / 米村・石栗・中山・窪田・斉藤・広本・西﨑・北原
- 12. Go your way / 米村・石栗・中山・窪田・斉藤・広本・西﨑・北原
- 13. 部活終わりに新しいジャージに着替える乙女心 / 橋田・村越・石山
- 14. 表参道A5 / 松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山
- 15. 情熱スパークル / 松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山
- 16. Upside down girl / 全員
Hello!Project研修生発表会2021 9月~STARS~
セットリスト
01. きみの登場 / 全員(吉田・川嶋以外)
02. ありがた迷惑物語 / 全員(吉田・川嶋以外)
MC1. 自己紹介 / 全員
03. Uraha=Lover / 松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山
04. 高輪ゲートウェイ駅ができる頃には / 窪田・西﨑・橋田・石山
05. 恋のUFOキャッチャー / 米村・石栗・中山・斉藤・広本・松原・村越・植村
06. Moonlight night 〜月夜の晩だよ〜 / 北原・小野田・平山
MC2. 新人紹介コーナー / まこと(大阪のみアラケン)・橋田・吉田・川嶋
07. 「ひとりで生きられそう」って それってねぇ、褒めているの? / 吉田・川嶋
08. アニマルランド / 松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山(東京公演のみBD:吉田・川嶋)
09. ハンコウキ / 石栗・松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山
10. ミステイク / 米村・石栗・中山・窪田・斉藤・広本・西﨑・北原
11. 微炭酸 / 米村・石栗・中山・窪田・斉藤・広本・西﨑・北原
12. Go your way / 米村・石栗・中山・窪田・斉藤・広本・西﨑・北原
13. 部活終わりに新しいジャージに着替える乙女心 / 橋田・村越・石山
14. 表参道A5 / 松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山
15. 情熱スパークル / 松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山
MC3
16. Upside down girl / 全員
今回の見どころ
- 研修生32期メンバーが初めて参加する発表会だった
- ハロプロ研修生ユニットが8人体制となってから初めての発表会だった
- ハロプロ研修生ユニットとハロプロ研修生の対立構図が目立っていた
セットリストごとのレポ
01. きみの登場 / 全員(吉田・川嶋以外)
対バンなどではハロプロ研修生がワンハーフで披露することが多いこの曲。
1番が橋田歩果ちゃんと村越彩菜ちゃん、落ちサビが小野田華凜ちゃん、フェイクが平山遊季ちゃんとソロパートが固定化されてきましたね。
そのぶん2番で目立っていたのがハロプロ研修生ユニットのメンバーたち。
とくに中山夏月姫ちゃんがセンターに立つなど、最近の活躍をそのまま表していました。
02. ありがた迷惑物語 / 全員(吉田・川嶋以外)
ハロプロ研修生とハロプロ研修生ユニットに分かれた立ち位置でのパフォーマンス。
Aメロの歌割りもグループごとの掛け合いで、この発表会の対立構図を象徴するようでした。
落ちサビのソロパートも西﨑美空ちゃんと橋田歩果ちゃんということで、終始バッチバチの姿です。
03. Uraha=Lover / 松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山
ハロプロ研修生7人によるステージ。
歌い出しを担当していた平山遊季ちゃんと小野田華凜ちゃんがラストも歌い締めるなど、終始推されていた印象です。
そんななか個人的に気になったのは、サビでのソロパートがなかった村越彩菜ちゃんと松原ユリヤちゃん。
大阪公演ではそれほど注目していませんでしたが、東京公演では急激に歌唱力の安定感が増していました。
密かにユニットの柱となる重要なポジションだったことは間違いありません。
またサビでソロパートをもらっていた植村葉純ちゃんと橋田歩果ちゃんは、可愛いキャラクターが存分に生きていました。
キャラクター面でいうと、持ち前のキラキラしたオーラがある石山咲良ちゃんはとくに面白い立ち位置ですね。
落ちサビの和田彩花ちゃんパートを特徴的な声で歌い上げるなど、センター2人にも迫る目立ちっぷりでした。
04. 高輪ゲートウェイ駅ができる頃には / 窪田・西﨑・橋田・石山
ハロプロ研修生ユニットからはナルシストキャラでお馴染みの窪田七海ちゃんと、無自覚にあざとい西﨑美空ちゃんが登場。
4人研ユニとしてCHICA#TETSU曲を歌い慣れている窪田七海ちゃんはもちろん可愛いだけでなく、最後のフェイクも担当するなどバツグンの安定感です。
一方の西﨑美空ちゃんは無自覚ゆえの自然な可愛さで、マイクを両手で持つ姿なんかは『会えない長い日曜日』の歌唱選抜を思い出しました。
一方のハロプロ研修生からは、最近なにかと話題のコンビ・橋田歩果ちゃんと石山咲良ちゃんが登場。
どちらもキャラクターとしてはぶりっ子を演じそうなタイプですが、パフォーマンスとなればその完成度は計り知れません。
間奏では素晴らしい滑舌で豆知識を披露するなど、ここでも石山咲良ちゃんはバツグンの存在感がありました。
05. 恋のUFOキャッチャー / 米村・石栗・中山・斉藤・広本・松原・村越・植村
研修生発表会では久々の、8人ユニットによるつばきファクトリー曲ですね。
基本の歌割りはおそらく以下の通りだったと思います。
新沼パート → 中山夏月姫ちゃん
谷本パート → 広本瑠璃ちゃん
岸本パート → 石栗奏美ちゃん
浅倉パート → 植村葉純ちゃん
小野パート → 村越彩菜ちゃん
小野田パート → 斉藤円香ちゃん
秋山パート → 松原ユリヤちゃん?
ソロパートが少なく歌割りを判別しにくかった米村姫良々ちゃんと松原ユリヤちゃんですが、個人的にはこの2人がとくに良かったと思います。
米村姫良々ちゃんは普段から可愛らしいパフォーマンスへの意識が強く、ハロプロ研修生ユニットとしては珍しいこういった楽曲こそ気合いが入っているのかもしれません。
松原ユリヤちゃんはCメロの岸本ゆめのちゃんパートを担当してするなど、持ち前の突き抜けるような歌声を存分に聴かせていましたね。
またラストは村越彩菜ちゃんと斉藤円香ちゃんがフェイクを疲労します。
どちらも恐らく初めての大役ですが、上手くこなせていたんじゃないでしょうか。
以前は一部にしか渡らなかったフェイクパートですが、最近は表現力向上のためか色んなメンバーに挑戦させているのかもしれませんね。
06. Moonlight night 〜月夜の晩だよ〜 / 北原・小野田・平山
ハロプロ研修生のエース的ポジションにいる小野田華凜ちゃんと平山遊季ちゃん、ハロプロ研修生ユニットの最年少エリート・北原ももちゃんの3人によるステージ。
最近のモーニング娘。では特にダンススキルの高さを見せつける曲としておなじみですが、ここでも間奏を長めにとったダンス中心のパフォーマンスでした。
それぞれに主人公の雰囲気があった中、とくに終盤でセンターに躍り出た平山遊季ちゃんが目立っていたように思います。
現在のライバル小野田華凜ちゃんとチームたまむし時代のライバル北原ももちゃんに挟まれ、かなり緊張感のある姿を見せてくれました。
また定評ある高い歌唱力はもちろん、色気や迫力を感じるダンスにも驚かされます。
MC2. 新人紹介コーナー / まこと(大阪のみアラケン)・橋田・吉田・川嶋
橋田歩果ちゃん司会のもと、新メンバーへの一問一答がありました。
私が見てきた公演について、カンタンに内容を紹介します。
大阪・昼公演
▼ チャームポイントは?
吉田「目」
川嶋「笑った時にできるえくぼ」
▼ 好きな食べ物は?
吉田「りんご」
川嶋「みかん」
▼ ハマっていることは?
吉田「オシャレ」
川嶋「読書」
▼ 好きな動物は?
吉田「犬」
川嶋「猫」
▼ 自分の短所は?
吉田「怖いものが苦手なところ」
川嶋「カナヅチなところ」
大阪・夜公演
▼ 1,000円があったら何をする?
吉田「プリンとフルーツを買う」
川嶋「自販機でジュースをたくさん買う」
▼ 得意な科目は?
吉田「体育」
川嶋「社会」
▼ 座右の銘
吉田「行動しなければ始まらない」
川嶋「雲の上はいつも晴れ」
▼ 欲しいものは?
吉田「1人部屋」
川嶋「大きい鏡」
▼ これがないと生きていけないというものは?
吉田「枕」
川嶋「自転車」
東京・夜公演
▼ 趣味は?
吉田「音楽を聴くことと散歩」
川嶋「母と料理をすること」
▼ 自分を動物に例えると?
吉田「猫」
川嶋「猫」
▼ 行ってみたいところは?
吉田「シンガポール」
川嶋「南アフリカ」
▼ 無人島に持って行くなら?
吉田「ライト」
川嶋「電動自転車」
▼ 好きな肉の部位は?
吉田「カルビ」
川嶋「ねぎタン塩」
07. 「ひとりで生きられそう」って それってねぇ、褒めているの? / 吉田・川嶋
新人メンバー2人がオーディション課題曲を披露してくれました。
歌い出しの川嶋美楓ちゃんはそこそこの歌唱力を備えており、すでに動きからは若干のアイドルらしさを感じます。
また真っ直ぐな声も魅力的ですね。
一方の吉田姫杷ちゃんはほとんど素人の状態で研修生入りしたメンバーで、『ハロドリ。』でのリハーサル時点ではとてもパフォーマンスと呼べるものではありませんでしたね。
しかし短期間のレッスンで急成長を遂げ、本番でも見事に歌い上げてくれました。
意外と早熟タイプなのかもしれません。
マイペースながらも着実に成長していく姿で、そんな2人の組み合わせはどこか昭和アイドルユニットのような安心感がありました。
有澤一華ちゃんと石山咲良ちゃんも名コンビとして高い人気を誇っていますが、そんな31期に続く2人加入ということでセットでの活躍を期待しています。
08. アニマルランド / 松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山(東京公演のみBD:吉田・川嶋)
対バンでは見慣れた研修生7人によるステージ。
ハロプロ研修生ユニットのメンバーが担当していた歌割りは、新たに研修生へと引き継がれていました。
サビが村越彩菜ちゃん、最後のサビが平山遊季ちゃんになっており、すでにしっくり来ている印象です。
また東京公演では32期の2人もダンスのみでパフォーマンスに参加していました。
フォーメーションが危ういところもあったそうですが千秋楽では完璧に溶け込めていたと思います。
09. ハンコウキ / 石栗・松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山
ハロプロ研修生北海道の曲を、現役研修生の7人が中心となって歌うステージ。
現在のハロプロ研修生は比較的低身長の子が多いこともあり、先生役の石栗奏美ちゃんに特別な存在感がありました。
この構図を狙って、ここ最近のデビューメンバー決めたのかとすら思います。
10. ミステイク / 米村・石栗・中山・窪田・斉藤・広本・西﨑・北原
8人体制になり歌割りが一新されたこの曲。
ハロコンでの初披露から新メンバー4人の溶け込み方が凄まじく、加入前から密かに練習していたんだろうなぁと思います。
とくに最近は変則的なフォーメーションが多いにも関わらず、そこも見事に対応しているので驚きでした。
とはいえ、やはり初期メンバー4人の安定感は目を見張るものがあります。
オリジナルパートで聴き馴染みがあるのはもちろんですが、音源より上手いと思うことも珍しくありません。
特に最近は斉藤円香ちゃんの気合いが凄まじく、先輩としてのプライドを感じますね。
11. 微炭酸 / 米村・石栗・中山・窪田・斉藤・広本・西﨑・北原
研修生ユニットとしては初披露のパフォーマンス。
中山夏月姫ちゃんと北原ももちゃんがダブルセンターとなる、最近おなじみの構図です。
やはり今のところは、カバー曲こそグループらしい姿を見せてくれるようですね。
またラストの段原瑠々ちゃんパートは石栗奏美ちゃんが担当。
4人時代から歌唱力の要として活躍していたほか、「オールマイティなメンバーになりたい」と高い目標も語っていました。
非常に印象的な歌割りということもあり、ここも研修生ユニットとしての立ち位置を示しているんじゃないでしょうか。
12. Go your way / 米村・石栗・中山・窪田・斉藤・広本・西﨑・北原
ハロコンでお披露目された、研修生ユニット8人体制での新曲です。
1番のAメロでは米村姫良々ちゃんと石栗奏美ちゃんがソロパートを担当。
ボーカルを目立たせる演出がしっかりしており、最もベテランの2人らしいプライドを感じる姿でした。
いっぽう2番のAメロでは中山夏月姫ちゃんと北原ももちゃんのエースコンビがソロパートを歌います。
コチラは軽い演出の中からボーカルが目立ってくる印象で、2人のストイックさが刺激されていたように見えます。
また歌い出しの広本瑠璃ちゃんが高い声を響かせたり、落ちサビでソロパートを歌う西﨑美空ちゃんもかなりの輝き。
どちらかというと新メンバーが推された曲のように思います。
13. 部活終わりに新しいジャージに着替える乙女心 / 橋田・村越・石山
つんく♂さんの作詞作曲ということで話題になっていた新曲ですね。
3人選抜というだけでもハロプロ研修生楽曲としては珍しいなか、切ない世界観の作り込みはグループのアルバム曲さながら。
メインのピアノ以外にも車のブレーキを思わせる音などが使われており、過ぎていく日常風景で自分だけが取り残されているような演出が見事です。
つんく♂さんの最新技術を結集させているような気がしました。
オリジナルメンバーは豫風瑠乃ちゃん・有澤一華ちゃん・石山咲良ちゃんですが、豫風・有澤の2人はデビューが決まったということで今回は橋田歩果ちゃんと村越彩菜ちゃんが参加。
この3人といえば”チーム陽キャ”としても最近話題の組み合わせですね。
とにかくふざけ回っているイメージですが、しっとりと歌い上げる姿は普段とのギャップが凄まじいです。
14. 表参道A5 / 松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山
こちらも最新アルバムに収録されているつんく♂さん作詞作曲ナンバー。
大人への憧れと挫折を描いた楽曲ですが、初披露のときは研修生らしくない曲だなぁと思っていました。
しかしそれから約2年、歌詞を考えるレッスンの成果もあってか表現力が格段に上がっています。
とくにラストでソロパートをもらっていた松原ユリヤちゃんの成長には驚かされます。
最近は棒読み歌唱がなくなってきたことでも注目を集めており、そんな姿が存分に楽しめるステージでしたね。
15. 情熱スパークル / 松原・小野田・橋田・平山・村越・植村・石山
引き続きハロプロ研修生7人でのパフォーマンス。
普段の研修生発表会ではメンバーの入れ替わりが激しいですが、今回はしばらくステージに上がりっぱなしという姿が多かったような気がします。
最近のハロプロ研修生たちは対バンにも参加するようになったということで、体力強化の目的もあったセットリストなのかもしれません。
16. Upside down girl / 全員
ラストは新人32期メンバーも含めた全員でのパフォーマンス。
ソロパートこそないものの、立ち位置としては研修生メンバーが中央に集まることが多かったように見えました。
デビューに向けて勢いを強める研修生ユニットに対し、ハロプロ研修生も負けていないことを示すようなパフォーマンスだったんじゃないでしょうか。
大阪公演でラストの挨拶を担当したのが米村姫良々ちゃん。
また東京公演では挨拶を賭けたオーディションがアラケンさんのもと行われていたようです。
その模様が『ハロドリ。』で紹介されており、実際に選ばれたのは植村葉純ちゃんと松原ユリヤちゃんでした。
選考理由はよくわかりませんが、初めての試みということで今後の活動にどのような影響を与えるのでしょうか。
皆様の意見、間違った内容の指摘などがあればコメントください。
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