アンジュルムの室田瑞希ちゃんがグループを卒業するそうです。
止まらない卒業ラッシュで順番待ちという状況から、ついに追い越し卒業にまで発展してしまったアンジュルム。
メンバー達がこれほどまでに卒業を急ぐ理由はなんなのでしょうか?
語っていきます。
動画は少々お待ちくださいm(_ _)m
室田瑞希ちゃんが卒業を発表
アンジュルムの室田瑞希ちゃんが、3月22日に行われる『ひなフェス2020 アンジュルムプレミアム』をもってグループとハロー!プロジェクトから卒業するという発表がありました。
▼公式サイト
アンジュルム 室田瑞希の卒業に関するお知らせ
ハロプロエッグの有望株としてアンジュルムに加入し、長らくボーカルの主力を担ってきた室田瑞希ちゃん。
1期・2期とメンバーが立て続けに卒業し、いよいよ室田瑞希ちゃんたち3期メンバーが牽引する時代だと期待していたファンも多いのではないでしょうか。
デビューして5年が経つので辞めてもおかしくないタイミングとはいえど、グループとして備えられていたようには見えません。
卒業の理由について、室田瑞希ちゃんはこのようなコメントを残しています。
その中で、私が次に目指しているものは何か考えるようになりました。
自分と向き合い、何が好きか考えたら、私は表現することが好きです!
なので、一から表現する事を学び直して、再出発したいと考えています。
これからは幅広く色んなことに挑戦していきたいと思っていて、
その中で、音楽やお芝居の方もやっていきたいと考えています!引用:ハロー!プロジェクト公式サイト
もはや曖昧な卒業理由はおなじみのもの…。
表現を学び直して音楽やお芝居をしたいそうですが、突然すぎることもあってかファンから納得の声は少ないようですね。
「表現を学ぶ」という一点においては、個人的に納得しているところもあります。
アンジュルムがもつイメージの要ともいえる室田瑞希ちゃんですが、そんな明るいキャラクターゆえにピエロのようなイメージがありました。
グループとしては問題ないでしょうが、自身の成長を考えてパフォーマンスや人間性での多彩さを求め始めたのでしょうか。
浮き彫りになった”順番待ち”状態、真の第2章はいつから…
先述したとおり卒業をする理由が曖昧なのはもちろんですが、かなり急な発表になっているのがとくに気になります。
室田瑞希ちゃんの卒業公演である『ひなフェス2020』が行われる明治神宮会館は収容人数が2,000人ほどというウワサがあり、他グループのファンも集まるコンサートということを考えれば狭い会場と言えるでしょう。
事務所も度重なる卒業の日程調整に苦悩しているさまが伝わります。
2019年6月の和田彩花ちゃん卒業を待っていたようなカタチで、その後もメンバー卒業が相次いでいたアンジュルム。
ファンからは「卒業の”順番待ち”になっているんじゃないか」とも言われていました。
いよいよ2期メンバーも竹内朱莉ちゃんただ1人になったということで卒業ラッシュもそろそろ落ち着くかと思いきや、まさかココまで続くとは。
それだけには治まらず、まさかの追い抜き卒業にまで発展する始末です。
既に決まっていたアンジュルムのメンバーの卒業タイミングも計りながら、時期について検討してまいりましたが、室田の「2020年3月いっぱいまでで卒業したい」という希望もあり、3月の卒業を発表していた船木と話し合った結果、まずは室田の卒業を見送りたい、という船木の気持ちも受け、室田の卒業タイミングを決めました。
室田の卒業に伴い、船木の卒業は『アンジュルムの春ツアー終了まで』と変更させていただきます。
引用:ハロー!プロジェクト公式サイト
すでに3月の卒業が決まっていた船木結ちゃんについては、春ツアーが終わるまでの活動へと変更されたそうですね。
前代未聞の措置に、驚きの声が続出しています。
ついに卒業の”順番待ち”が明確化してしまった今回の発表。
他メンバーの様子にも違和感を感じ、まだまだ卒業が続くんじゃないかという声もあります。
年明け早々には4年ぶりとなるアンジュルム新メンバーオーディションの開催が発表されており、グループの増員を焦っているような印象をもってしまうのも仕方ありません。
またこぶしファクトリーが解散したのち唯一ハロプロに残る井上玲音ちゃんですが、今回の発表をうけてアンジュルムに移るのではないかという予想もあがっていました。
しかしココまできたなら、戦力の維持よりもグループのイメージを一新することに重きを置く方がイイような気はします。
「真の第2章」はいつから始まるのでしょうか…?
モーニング娘。以外への研修生昇格は不満が大きい?
最近のハロプロメンバー卒業を受けてよく言われているのが、「モーニング娘。に加入できなかった元ハロプロエッグ・ハロプロ研修生のメンバーが不満を持っているのではないか」ということ。
それもそのはず、ハロー!プロジェクトにおけるモーニング娘。の歴史と知名度は群を抜いているので加入したメンバーには圧倒的な人気が保証されているようなもの。
ハロプロエッグ・ハロプロ研修生にはモーニング娘。でのデビューを目指して加入するメンバーが多くいます。
それぞれの夢を叶えるために、日々レッスンに励むメンバーたち。
しかしそんな努力に反して、実績のある優秀なハロプロエッグ・ハロプロ研修生ほどモーニング娘。以外のグループで主戦力にするという傾向があります。
多角化戦略としてモーニング娘。に並ぶ強力なグループを作ろうとしているのは理解できますが、自身の夢よりも会社の利益を優先されたのでは納得がいかないのも無理ありません。
室田瑞希ちゃんに関してはスマイレージのオーディションを受けていたのでこの限りではないと思いますが、活動していく中でどのような考えに至ったのでしょうか。
多様な生き方ができる今、他人のために時間を使うぐらいなら全て自己責任でも夢を追いかけようとする人間が出てくるのはごく自然なこと。
最近の卒業発表でよく目にする「自分の可能性を〜」「自身で新たな道を〜」という言葉からは、とにかく自立をしたいという強い意思を感じます。
まさにわたしがそのような人生を選択したからこそ言えることなのですが、アイドルも例外ではなさそうですね。
この時代において組織に所属するというのは、自身の叶えたい夢と組織の目標が近くてこそ意味があるものだと思います。
その最たる例が川村文乃ちゃんではないでしょうか。
グループや会社目線で物事を考えていることが多く、とくにサブリーダーになってからそんな姿を目にすることが増えたたような気がします。
▼川村文乃ちゃんのブログ
だから 川村文乃 | アンジュルム メンバー オフィシャルブログ
もしくは絶対的な自信のあるスキルや特技をもっていたり、誰とも比較せずやりがいを見いだせるメンバーじゃないとアイドルは難しい時代になっているのかもしれませんね。
一度納得がいかなくなるとどうにもならない状況ですし、とりあえず環境を変えたくなるのもしょうがないのかなぁと思いますわ。
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