読んだ瞬間から”使える”歴史。「軍師の戦略」書評

      2017/09/26

「軍師の戦略」という本を読みました。

歴史書コーナーではなく、ビジネス書コーナーに置かれてたんですよ。

それも納得の”使える”歴史本でした。

感想を述べていきます。

 

本日の動画です。

 

 

「軍師の戦略」

 

 

いまもなお語り継がれる歴史の花形、戦国時代。

将軍たちが繰りひろげた栄光のかげには、支えとなる軍師の存在が欠かせなかったと。

そんな軍師たちのおこなってきた戦略を紹介するという、タイトルどおりの本です。

 

紹介されている軍師たちは、以下の10人。

登場する軍師
  • 黒田官兵衛
  • 竹中半兵衛
  • 小早川隆景
  • 直江兼続
  • 山本勘助
  • 太原雪斎
  • 片倉景綱
  • 本多正信
  • 石田三成
  • 真田幸村

いずれも、よく名前をきく有名な軍師ばかり。

しかし内容はどこか新鮮味が感じられました。

 

歴史というのは、みる視点によってとらえ方がずいぶんと変わりますよね。

普段は「だれが国を治めているか」という、トップが主役として描かれがちです。

それをこの本では軍師の、しかも”戦略”という具体的な施策から歴史をよみ解いています。

 


2番手の重要性

 

「リーダーとして成功する秘訣は、よい2番手をみつけられるかどうか。」

なんてよく言われますよね。

本当にその通りだとおもいます。

 

わたしの理想とするチームは、

リーダーが決定してサブリーダーが動く

そんな構図です。

 

リーダーが”目標”を掲げて、サブリーダーが”方法”を考える。

ちゃんと目標に向かって進んでいるか、リーダーの判断が欠かせません。

判断のために「リーダーの広い視野を確保する」というのもサブリーダーの重要な仕事です。

 

サブリーダーとしての役割をカンペキにこなしたのが、この本で紹介されている10人の軍師たち。

そんな軍師たちの生きざまからは、現代の人間にも学ぶべきところが多いです。


”使える”歴史

 

「歴史を学んでどうするのか」

そんな声が多くあります。

なんなら学生時代のわたしは率先して叫んでましたよ。

 

使えない知識はいらねェ

なんて言いながら、ものづくり人生を歩んできました。

 

でも歴史ほど使える知識はないんですよね。

学んだことを実際に”使える”ところまでかみ砕くのが難しいと。

よくある歴史書であれば事象をアタマにいれて終わりなので、点と点が線になりません。

 

ところがこの本なら、すでに私たちが実践で使えるカタチになってます。

 

軍師の戦略を、ビジネスで使われる手法やフレームワークにあてはめて分析。

いかにしてその戦略が生まれたのか。

どのような目的があったのか。

結果どうなったのか。

これでもかというほど噛み砕きます。

 

また、孔子など昔の哲学者から現代の一流経営者にいたるまで、数々の偉人による名言もあわせて紹介。

いつまでも朽ちることのない普遍的な理論、ものごとの本質が見えてくる本です。

 

抽象的に考えるのが苦手という、わたしのような理系人間には特にオススメ。

 

~まとめ~

わたしは直江兼続くん推してます。

 

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